銭湯の入浴料金の上限|最高600円は東京・大阪だけ、最安は山形300円【47都道府県】

銭湯の入浴料金 全国47都道府県 風呂

こんにちは、Kazukiです。34歳、3歳の娘を持つ大阪の働くパパサウナーです。

銭湯(一般公衆浴場)の入浴料金には、都道府県知事が決める「上限」があります。2026年10月9日時点の大人の上限額を、47都道府県で一覧にしました。改定の日付と出典、確認できていない県も書きました。

2026年10月9日時点の結論
  • 大人の上限は、最高が東京都・大阪府の600円(600円はこの2都府だけ)、最低が山形県の300円で、2倍の差です。
  • 47都道府県の単純平均は、年初(1月1日)の477.9円から、県公式などで確認できた現行額で501.9円(24.0円アップ)。11月1日予定・10月1日見通しの新額(広島・鹿児島・栃木)を含めると505.7円です。
  • 2026年の改定を県公式で確認できたのは22都道府県です。広島・鹿児島・栃木の3県は報道・答申のみで、残りの22県は年初の全国表の額のままです。
  • ここでの「上限」は知事が定める最高額で、店が実際に取る料金とは別です。店頭の価格は調べていません。

この記事の「上限」とは

銭湯の入浴料金は、物価統制令に基づき、都道府県知事が上限(統制額)を指定します。大人は12歳以上、中人は6歳以上12歳未満、小人は6歳未満です。この記事の表は大人の上限額だけを載せています。実際の料金は上限以下で事業者が決めるので、上限と店頭の料金が同じとは限りません。

47都道府県の入浴料金の上限(大人)一覧

表の額は、県公式または年初の全国表で確認できた現行額です。出典の基準は、千葉県が公表した「全国公衆浴場料金(令和8年1月1日現在)」です。47行を、北海道・東北から順に7つの地方に分けました。確認できていない部分は、表のあとの「確認できていない県・できなかったこと」にまとめています。

表の見方
・太字は、2026年に改定された額です。前回額はその改定前の額で、改定がない県は「―」です。
・施行日は、改定した県はその日付、改定がない県は全国表にある最終改定日(灰色)です。
・右端の「確認」は、額をどこで確かめたかを表します。
 県公式(22都道府県):県の公式ページで額と施行日を確認しました。リンク先が出典です。
 全国表(22県):年初の全国表の額のままです。
 報道・答申(3県。薄いオレンジの行):広島・鹿児島・栃木です。表の額は県公式の現行額で、報道・答申にある新額は小さく添えました。新額は県公式では確認できていません。

北海道・東北

都道府県大人の上限前回額施行日確認
北海道550円500円2026/10/1県公式
青森県530円480円2026/6/1県公式
岩手県480円―2020/4/1全国表
宮城県500円―2025/12/1全国表
秋田県460円―2019/1/1全国表
山形県300円―1995/4/1全国表
福島県500円450円2026/4/1県公式
北海道・東北。2026年10月9日時点。大人(12歳以上)の上限額です。

関東

都道府県大人の上限前回額施行日確認
茨城県350円―1998/3/1全国表
栃木県460円
→550円(10月1日適用の見通し)
―2023/2/15報道・答申
群馬県450円―2023/8/1全国表
埼玉県550円500円2026/4/1県公式
千葉県550円500円2026/1/30県公式
東京都600円550円2026/8/1県公式
神奈川県570円550円2026/3/1県公式
関東。2026年10月9日時点。大人(12歳以上)の上限額です。

中部

都道府県大人の上限前回額施行日確認
新潟県480円―2023/1/1全国表
富山県500円―2025/3/1全国表
石川県500円―2025/5/1全国表
福井県530円490円2026/1/1県公式
山梨県470円―2025/4/1全国表
長野県500円―2024/4/1全国表
岐阜県530円500円2026/4/1県公式
静岡県520円490円2026/1/1県公式
愛知県550円530円2026/4/1県公式
中部。2026年10月9日時点。大人(12歳以上)の上限額です。

近畿

都道府県大人の上限前回額施行日確認
三重県500円470円2026/1/10県公式
滋賀県550円490円2026/10/1県公式
京都府550円―2025/4/1全国表
大阪府600円―2025/4/1全国表
兵庫県570円490円2026/1/1県公式
奈良県530円―2025/12/1全国表
和歌山県490円―2024/4/1全国表
近畿。2026年10月9日時点。大人(12歳以上)の上限額です。

中国

都道府県大人の上限前回額施行日確認
鳥取県550円―2025/5/1全国表
島根県430円―2023/5/1全国表
岡山県480円―2025/8/1全国表
広島県500円
→550円(11月1日施行予定)
―2025/8/1報道
山口県520円480円2026/10/1県公式
中国。2026年10月9日時点。大人(12歳以上)の上限額です。

四国

都道府県大人の上限前回額施行日確認
徳島県450円―2023/1/1全国表
香川県500円450円2026/10/1県公式
愛媛県500円450円2026/4/1県公式
高知県550円450円2026/10/1県公式
四国。2026年10月9日時点。大人(12歳以上)の上限額です。

九州・沖縄

都道府県大人の上限前回額施行日確認
福岡県550円―2025/4/1全国表
佐賀県450円―2024/3/1全国表
長崎県400円―2023/4/1全国表
熊本県550円450円2026/2/16県公式
大分県530円430円2026/10/1県公式
宮崎県450円350円2026/4/1県公式
鹿児島県460円
→500円(11月1日施行予定)
―2023/12/25報道
沖縄県500円370円2026/3/25県公式
九州・沖縄。2026年10月9日時点。大人(12歳以上)の上限額です。

「全国表」の行は、千葉県公表の全国表(令和8年1月1日現在)の額です。浴場数の合計2,730、平均477.9円は、この表の数字と一致しました。

全国平均と、価格帯の分布

47都道府県の単純平均は、年初の477.9円から、2026年10月9日時点の現行額で501.9円に上がりました。平均の数字は次の3つです。どれも47都道府県を同じ重さで平均した値で、浴場数の重みづけはしていません。

  • 年初(477.9円):2026年1月1日時点の全国表の額で計算。千葉県が公表した全国表の平均と一致しました
  • 現行額(501.9円):県公式または全国表で確認できた額で計算。広島・鹿児島・栃木は、県公式にある現行額のままです
  • 予定・見通しを含む(505.7円):広島(550円)・鹿児島(500円)・栃木(550円)を、報道・答申の新額に置き換えて計算

どの数字で見ても、年初より上がっています。全国表のまま22県の額は、どの平均も年初のままで計算しています。

価格帯年初(1月1日)2026年10月9日・現行額予定・見通しの新額を含む
600円1県2県2県
570円1県2県2県
550円5県10県12県
520〜540円4県7県7県
500円9県10県10県
450〜490円20県12県10県
300〜440円7県4県4県
合計474747
単純平均477.9円501.9円505.7円
47都道府県の大人の上限額を、価格帯ごとに数えた県数と、単純平均です。

550円以上は、年初の7県から14都道府県に(広島・栃木の新額を含めると16)。500円未満は、年初の27県から16県に(予定・見通しの新額を含めると14県)に減りました。最低の山形県の300円は、全国表では1995年4月1日の施行のままです。2番目に低いのは茨城県の350円でした。

600円は大阪だけだった年初から、東京が並ぶまで

年初(1月1日時点の全国表)で600円だったのは、大阪府だけでした。大阪府の上限は2025年4月1日から600円です(府公式)。続くのは、2026年1月1日に570円になった兵庫県です。

  • 神奈川県:2026年3月1日に550円→570円
  • 東京都:2026年8月1日に550円→600円で、大阪府に並びました(年初から約7か月後)
  • 今回の一覧で600円なのは、東京都と大阪府の2つです

2026年の値上げカレンダー(月別)

2026年に上限を改定した(予定・見通しを含む)のは25都道府県で、そのうち22都道府県は県公式で施行日を確認しました。報道・答申のみの3県は、広島・鹿児島が11月1日の予定、栃木が10月1日適用の見通しです。

月県公式で確認報道・答申都道府県(施行日)
1月5―福井(1/1)・静岡(1/1)・兵庫(1/1)・三重(1/10)・千葉(1/30)
2月1―熊本(2/16)
3月2―神奈川(3/1)・沖縄(3/25)
4月6―福島(4/1)・埼玉(4/1)・岐阜(4/1)・愛知(4/1)・愛媛(4/1)・宮崎(4/1)
6月1―青森(6/1)
8月1―東京(8/1)
10月61北海道(10/1)・滋賀(10/1)・山口(10/1)・香川(10/1)・高知(10/1)・大分(10/1)
報道・答申:栃木(10/1・見通し)
11月―2報道・答申:広島(11/1・予定)・鹿児島(11/1・予定)
2026年の改定の月別一覧です。合計は県公式22+報道・答申3=25都道府県。

1月の福井・静岡・兵庫(1月1日施行)は、年初の全国表にすでに含まれています。千葉は1月30日施行なので、全国表(1月1日現在)には旧額の500円で載っています。

+100円以上の値上げは5県、最大は沖縄の+130円

2026年の改定で、大人の上限が100円以上上がったのは、県公式で確認できた5県です。上がり幅の大きい順に並べます。

都道府県前回→今回差額上がり率施行日確認
沖縄県370円→500円+130円+35.1%2026/3/25県公式
宮崎県350円→450円+100円+28.6%2026/4/1県公式
大分県430円→530円+100円+23.3%2026/10/1県公式
熊本県450円→550円+100円+22.2%2026/2/16県公式
高知県450円→550円+100円+22.2%2026/10/1県公式
大人の上限が100円以上上がった県です。上がり率は(今回−前回)÷前回で計算し、小数第2位を四捨五入しています。

次いで、兵庫県が+80円(+16.3%、490円→570円)、滋賀県が+60円(+12.2%)でした。栃木県は、県の審議会の答申どおりなら460円→550円で+90円(+19.6%)ですが、報道・答申のみなのでこの表には入れていません。沖縄県の370円は、全国表では2006年2月11日の施行のままだった額です。

年間の負担増の計算(週1回通った場合)

上限いっぱいの料金の店に週1回(年52回)通った場合、年間の増加分は+50円で2,600円、+100円で5,200円です。実際の店の料金が上限と同じとは限らないので、あくまで計算値です。

都道府県差額(大人1回)年52回の増加分施行
愛知県+20円1,040円2026年4月1日
北海道+50円2,600円2026年10月1日
東京都+50円2,600円2026年8月1日
滋賀県+60円3,120円2026年10月1日
大阪府+80円4,160円2025年4月1日(520円→600円)
宮崎・大分・高知・熊本+100円5,200円2026年(4月・10月・10月・2月)
沖縄県+130円6,760円2026年3月25日
年52回=週1回の計算値です。大阪府の520円は既刊で記載した改定前の額で、府公式での再確認はしていません。

参考までに、既刊の自宅の風呂の記事では、自宅の風呂は9月が1回74円、1月が158円でした(大阪の水道・ガス料金で計算、湯200L)。ただし銭湯の上限は、施設の運営費や設備を含む額なので、単純には比べられません。

「上限」と実際の料金は別:神戸市と大阪府の例

上限は知事が定める最高額で、実際の料金は事業者が上限以下で決めます。兵庫県の上限は570円ですが、神戸市は、補助事業の対象の銭湯で大人500円で入浴できるようにしています。

  • 神戸市:兵庫県の上限570円に対し、市が70円を銭湯に補填し、対象の銭湯では大人500円で入浴できます(2026年3月1日〜2027年3月31日、国の重点支援地方交付金を活用)。対象は30施設(2026年4月1日時点)で、利用者の申請は不要です。神戸市内の全銭湯が対象かは確認していません(神戸市公式、2026年10月6日更新)
  • 大阪府:上限は2025年4月に改定した600円で、2026年は上げていません。府公式のページ(2026年8月24日更新)に「上限額大人600円(令和7年4月改定)」とあります。別に、府は燃料費高騰対策の支援金を出しています(1施設あたり、重油を使う施設151,000円、廃油を使う施設31,000円)。施設への支援金で、入浴料金を直接下げる補填とは別のものです。申請期間は2026年9月1日〜9月30日で、すでに終了しています

既刊のユートピア白玉温泉の記事には、入浴600円+サウナ300円=900円と載っています。この600円は、大阪府の上限と同じ額です。サウナ料金が上限の対象かどうかは、大阪府では確認できていません。大阪の安い施設は大阪の安いサウナ6軒を比べた記事にまとめています。

値上げの理由は、出典ごとに表現が違います。全国共通の理由として断定はしません。

対象外の施設:スーパー銭湯・日帰り温泉・サウナ

スーパー銭湯・日帰り温泉・サウナなどは、この上限の対象外としている県があります。県公式ページの記載は次のとおりです。

  • 宮城県:「日帰り温泉入浴施設やいわゆるスーパー銭湯等には適用されません」(県公式)
  • 佐賀県:「温泉、サウナその他特殊浴場については、1の統制額を適用しない」(県公式の告示)
  • 宮崎県:「温泉、サウナその他特殊浴場については、1の統制額を適用しない」(県公式)
  • 愛媛県:一般公衆浴場は「その他の公衆浴場(スーパー銭湯など)とは異なり」物価統制令により上限が決まる(県公式)

大阪府の同様の記載は確認していません。なお、大阪市の入湯税でも、銭湯は金額に関係なく対象外でした(大阪のサウナの入湯税の記事)。

確認できていない県・できなかったこと

表の額は、県公式または年初の全国表で確認できたものだけです。確認できなかった額を、確定した額としては載せていません。確認が届いていない部分は、次のとおりです。

報道・答申のみの3県(広島・鹿児島・栃木)

全国表のままの22県と、見落としの可能性

  • 全国表のまま22県:年初の全国表の額で、2026年の改定は検索で確認できませんでした。県公式ページを1県ずつ最新まで確認したわけではありません。このうち大阪・宮城・群馬・石川・山梨・富山・京都・佐賀の8府県は、県公式ページでも全国表と同じ額と施行日を見ました
  • 見落としの可能性:三重・沖縄は、年初の全国表の額から、県公式ページで改定が見つかったため反映しました。岩手・秋田は、2026年の改定の報道らしきものを見かけましたが、確認できていないので全国表のまま載せています。調べ方によって見つかる県と見落とす県が出るので、全国表のまま載せた県にも、見落としがあるかもしれません

調べていないこと

  • 店頭の料金:調べていません。上限より安い店があります(神戸市のように、自治体が補填して上限より低く抑える例もあります)
  • 中人・小人:表に載せていません
  • 滋賀県の告示:表の「県公式」のリンクは、審議会の結果(2026年8月18日)のページです。知事の告示そのものは確認していません。10月1日から550円になったことは、NHK(2026年10月1日)が報じています

気になる県の最新額は、表の出典リンクの県公式ページか、行く前に店で確かめてください。

よくある質問

銭湯の入浴料金の上限が最も高い県と低い県は?

600円(東京都・大阪府)が最高、300円(山形県)が最低です(2026年10月9日時点)。差は2倍です。600円なのは、東京都と大阪府の2つだけです。

銭湯の入浴料金の全国平均はいくらですか?

47都道府県の単純平均は、年初の477.9円から、2026年10月9日時点の現行額で501.9円です。広島・鹿児島・栃木の新額(予定・見通し)を含めると505.7円です。浴場数の重みづけはしていない単純平均です。

上限と、実際の料金は同じですか?

同じとは限りません。上限は知事が定める最高額で、実際の料金は店が上限以下で決めます。神戸市のように、自治体が補填して上限より低く抑えている例もあります。

スーパー銭湯やサウナにも上限はありますか?

宮城・佐賀・宮崎の県公式ページには、温泉・サウナ・スーパー銭湯などは対象外と書かれています。県ごとに確認が必要で、大阪府の記載は確認していません。

次の改定はいつですか?

確認できた予定は、広島県と鹿児島県の2026年11月1日です(どちらも報道ベースで、県公式は更新前)。栃木県は10月1日適用の見通しの報道があります。これ以外の予定は確認していません。

子どもの料金は?

中人(6歳以上12歳未満)と小人(6歳未満)は、大人とは別の上限があります。たとえば神奈川県は、2026年3月から中人250円・小人130円です(県公式)。埼玉県は、2026年4月から小人が70円→100円になりました(県公式)。東京都は中人200円・小人100円のまま据え置きです。

まとめ

  • 最高は東京都・大阪府の600円、最低は山形県の300円(2倍)
  • 単純平均は年初477.9円→現行額501.9円(予定・見通しを含めると505.7円)
  • 550円以上は7県→14都道府県。+100円以上の値上げは5県(最大は沖縄の+130円)
  • 県公式で確認22/報道・答申のみ3/全国表のまま22
  • 上限は店の実際の料金とは別。店頭の価格は調べていません

注記

  • 取得日:2026年10月9日。県・市・組合の公式ページと報道を、この日に確認しました
  • 基準:千葉県公表「全国公衆浴場料金(令和8年1月1日現在)」。2026年の改定は、県公式ページで確認できたものを反映しました(報道・答申のみの3県は、県公式の現行額のままです)
  • 単純平均:47都道府県の大人の上限額を同じ重さで平均した値です(浴場数の重みづけなし)。年初は全国表の値と一致しました
  • 現行額:県公式または全国表で確認した額。予定・見通しを含む:広島(550円)・鹿児島(500円)・栃木(550円)の新額に置き換えた値
  • 確認度:県公式22/報道・答申のみ3/全国表のまま22(上の「表の見方」参照)
  • 最終更新日:2026年10月9日(初版)
  • 更新履歴:2026年10月9日 初版公開

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