ハイボールに合うウイスキーは?11本を1杯108円から870円まで飲み比べました

サウナ後のハイボール7本|Kazuki Journey お酒

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こんにちは、Kazukiです。34歳、3歳の娘を持つ大阪の働くパパサウナーです。

このブログでは毎回「今日の一杯」を書いているのですが、そこで飲んでいるのはだいたいハイボールです。整った後の身体に、冷たくて炭酸で、でもビールほど腹にたまらないものが欲しくなる——という理由なので、たどり着く先はいつも同じでした。

ただ銘柄を変えるとハイボールは別物になると気づいてしまい、そこから沼が始まっています。

この記事を最初に書いたときは、正直「憧れ」で選んでいました。その後11本ぜんぶ実際に飲んだので、1杯あたりの値段と、飲んだ実感で書き直します。

【訂正】この比較は正確ではありませんでした。
「1杯108円」はウイスキー45ml分だけの金額で、炭酸水の値段を入れていません。さらに角ハイボール缶は350ml・7%(純アルコール24.5ml)に対し、角瓶45mlは純アルコール18ml。量も濃さも違うものを同じ「1杯」として比べていました。
同じ量・同じ濃さで計算し直したところ、缶198円に対して自作211円で、缶のほうが安いという結果になりました。アルコール1mlあたりで見ても差は1割以内です。

先に結論:1杯108円から870円まで

ウイスキー45mlで1杯作るとして計算しました。

銘柄700ml1杯あたりどんな日に
角瓶1,672円約108円毎日。基準になる1本
ジェムソン2,055円約133円角に飽きた日の寄り道
バスカー緑2,112円約136円普段飲みの一段上
バスカー シングルポットスチル2,789円約179円バスカー4種でいちばん好みだった
ジョニーウォーカー ブロンド2,198円約142円薄く作る前提なら
グレンフィディック12年4,378円約282円週末用
知多4,800円約309円食事と一緒に飲む日
桜尾 シングルモルト5,570円約358円家の風呂で整った日
グレンフィディック15年6,735円約434円普段飲みとご褒美の間
アラン シェリーカスク6,799円約437円55.8度。同じ濃さなら313円
カバラン9,980円約642円濃厚さが欲しい日
山崎12,100円約780円味わいたい日
13,200円約851円何も考えたくない日
白州13,500円約870円サ活が特別だった日
白州ハイボール缶1,150円/350ml缶白州を試したい日

いちばん大事なのは、上に行くことではなく基準を持つことです。

角を基準に置いているから、たまに飲む山崎や響が効きます。最初から高いものばかり飲んでいると、差が分からなくなります。

サウナ後のハイボールに求める条件は、普段と違う

整った直後の身体は、思っている以上に敏感です。私が実感しているのは次の3点でした。

1. 香りが強すぎるものは重い。スモーキーなスコッチは好きですが、サウナ上がりの一杯目には主張が強すぎることがあります。ピート香の効いたものは2杯目以降に回すのが個人的な結論です。

2. 値段を気にせず濃く作れることが大事。サウナ後は1杯で終わらないので、高い酒だと無意識に薄く作ってしまいます。普段飲みは安さも性能のうちだと思っています。

3. 翌朝に残らないこと。娘が朝6時に起こしに来るので、ここは切実です。

角瓶(1杯108円・普段飲みの基準)

ハイボールの話をするなら避けて通れない定番です。そもそも日本でハイボールが定着したのは、サントリーが角ハイボールを大々的に広めたからで、「ハイボールに合うように作られた酒」という点で理にかなっています。

700mlで1,672円。1杯あたり約108円なので、濃いめに作っても財布が痛まない安心感があります。

味は派手ではありません。でもそれが強みです。ドライな後口で飲み飽きず、サ飯の邪魔もしない。詳しくは角ハイボールだけの記事に書きました。

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ジェムソン(1杯133円・角に飽きたときの寄り道)

アイリッシュウイスキーの定番で、3回蒸溜によるなめらかな口当たりが特徴です。スコッチのようなスモーキーさがないので、「サウナ上がりの一杯目に香りが強すぎるものは重い」という条件に噛み合います。

2,000円台で買えるので、普段飲みの範囲を出ません。「角はもう飲み飽きた、でも贅沢はしたくない」という日の選択肢です。

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バスカー緑(1杯136円・普段飲みの一段上)

同じアイリッシュなら、いま推したいのはこちらです。

2,112円でこの完成度は驚きました。さわやかで、毎日飲んでも重くならない。角とほぼ同じ感覚で飲めるのに、香りが一段華やかです。

「普段飲みを少しだけ良くしたい」という一番よくある要望に、いちばん素直に答える1本だと思っています。詳しくはバスカー緑の記事に。

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ジョニーウォーカー ブロンド(1杯142円・薄く作る前提の1本)

正直に書くと、これは私の好みではありませんでした。公式には「穏やかで親しみやすい」とありますが、ハイボールにすると、アルコールの刺激感が強く、若い感じがしました。

700ml・アルコール40度で2,198円。1杯あたり142円はバスカー緑(136円)とほぼ同じです。同じ値段ならバスカー緑のほうが割り方を気にせず飲めました。

ただしこれで「自分は年数表記のある酒のほうが好きらしい」と分かったので、2,198円は情報料としては安かったと思っています。詳しくは単独の記事に書きました。

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グレンフィディック(1杯282〜434円・普段飲みとご褒美の間)

ここが今まで空いていた場所でした。バスカーの136円の次が、いきなりカバランの642円。その間を埋める1本がありませんでした。

グレンフィディックは世界で最も売れているシングルモルトです。12年が1杯282円、15年が434円。

15年は「ソレラリザーブ」という名前で、これが面白い。3種類の樽で最低15年熟成させたモルトを、1998年から一度も空にしていない大桶で6ヶ月なじませます。うなぎのタレと同じ考え方です。

そのぶん味が一体になっていて、炭酸で割っても崩れません。レーズンと蜂蜜の香り、絹のようななめらかさ、最後にシナモンのようなスパイス。詳しくはグレンフィディック15年の記事に。

まず試すなら12年で十分だと思います。そのうえで重さが欲しくなったら15年へ。

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知多(1杯309円・食事と一緒に飲む日)

この11本のなかで、ひとつだけ性格が違います。知多はシングルグレーンウイスキーで、他がモルトやブレンデッドなのに対して軸がずれています。

麦の重さがないので、水のようにするっと入ります。グレンフィディック15年を「1杯目には重い」と書きましたが、知多はその逆で、1杯目からいけるタイプでした。食事の邪魔をしません。

700mlで4,800円、1杯あたり約309円。愛知県知多市のふるさと納税なら15,000円で選べます(通常販売4,800円なので32%)。味の詳細は知多の記事に書きました。

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カバラン(1杯642円・濃厚さが欲しい日)

台湾のウイスキーです。ここから値段が一段上がります。

トリプルシェリーカスクはフルーティーすぎて驚きました。シェリー樽由来の甘さと果実感が強烈で、ハイボールにしても「薄まった」感じがまったくしません。

濃さで殴ってくるタイプなので、食事と合わせるより、これ単体で飲むのが合っています。詳しくはカバランの記事に。

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山崎(1杯780円・味わいたい日)

日本最古のモルトウイスキー蒸溜所で造られるシングルモルトです。

ミズナラ樽由来の蜂蜜のような甘さと、ワイン樽由来のイチゴのような香り。そして面白いのが、炭酸で割るとその香りがむしろ前に出てくることです。

「割ると減る」のではなく「割ると変わる」。ソーダで割っても香味が崩れないようにブレンドされているそうで、ハイボールにする前提で買っていい高級ウイスキーです。詳しくは山崎の記事に。

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響(1杯851円・何も考えたくない日)

サントリーのブレンデッドの最高峰です。3つの蒸溜所の原酒を組み合わせ、後熟に約6ヶ月かけています。

飲んで思ったのは「飛び出す要素がひとつもない」ということでした。カバランのような強烈さも、白州のような突き抜けた清涼感もない。そのかわり、どこにも引っかかりがありません。

調和というのは、突き詰めると引き算なんだと思いました。北新地のバーが響でハイボールを作るのも、氷を入れず濃く出しても飲みにくくならないからだと納得しました。詳しくは響の記事に。

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山崎と響で迷ったら。同じ日に飲み比べた記事で、シングルモルトとブレンデッドの違いから選び方を整理しています。

白州(1杯870円・サ活が特別だった日に)

森の中の蒸溜所で作られるシングルモルトで、ハイボールにしたときの軽やかさと爽やかさで有名になりました。

清涼感が別格です。7本の中でいちばん「サウナ後」という場面に合っていると思いました。

正直、普段飲みの値段ではありません。ただ「今日のサウナは本当に良かった」という日が年に何回かあって、そういう日のために1本置いておく——という買い方はアリだと思っています。ご褒美を用意しておくと、サ活そのものの解像度が上がるというか。

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13,500円が高いなら、缶という手があります

白州には缶のハイボールがあります。350mlで、店頭なら希望小売825円。

13,500円のボトルを買う前に、825円で白州を試せるわけです。実際、私は缶を飲んで「これはいつかボトルを買おう」と思えました。

ただし数量限定で、毎年ほぼ完売します。見かけたら買っておくのが正解です。詳しくは白州缶の記事に。

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実は一番効くのは、ウイスキーより炭酸水かもしれない

11本飲んだうえで言いますが、これは本当だと思います。

これは調べていて驚いたのですが、北新地の伝統的なハイボールは、ウィルキンソンのタンサンを使い、氷を入れないという作り方をします。

氷を入れないのは薄まらないようにするため。そして炭酸の強い水を使うことで、少ない量でもしっかり刺激が残ります。

ウイスキーを1本上のランクに上げるより、炭酸水を変えるほうが安上がりで変化が大きい。角(1杯108円)+強炭酸山崎(1杯780円)+弱炭酸なら、前者のほうがうまい可能性は十分あります。

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500mlのペットボトルを箱で置いておけば、サウナから帰ってきてすぐ冷えたものが飲めるので、その意味でも都合がいいです。

【2026年10月】缶ハイボールは値上がりします

時期の話として、これは知っておいたほうがいいです。

2026年10月1日の酒税改正で、缶チューハイ・缶ハイボールが350mlあたり7円値上がりします。一方ウイスキーは今回の改正の対象外で、据え置きです。

つまり瓶で作るハイボールだけが、影響を受けません。缶をケースで買う習慣があるなら9月中に。詳しくは酒税改正の記事にまとめました。

寄付の枠が余っているなら。ふるさと納税でハイボールは飲めるのかを調べました。角ハイボール缶24本13,500円、知多700ml15,000円。ただし山崎・白州・響は返礼品にありません。

まとめ:まずは炭酸水から変えるのがおすすめ

整理すると、こういう順番になりました。

1. まず炭酸水を強いものに変える(いちばん安上がりで効果が大きい)
2. 普段飲みは角瓶(1杯108円)を基準に置く
3. 気分を変えたい日はバスカー緑かジェムソン
4. 特別な日に山崎・響・白州から1本

基準がないと、高い酒のよさも分かりません。角がいつも家にあるからこそ、たまの1杯が効きます。

グラスにこだわるという道もあって、私はいま松徳硝子のうすはりタンブラーを狙っています。そのあたりはサウナ×サ飯×ハイボールの3ルートのほうに書きました。

肝心のサウナのほうは、大阪で朝から入れるサウナ6選や、サウナーのふるさと納税もどうぞ。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。また、サウナの直後は脱水状態になっているため、飲酒の前に必ず水分補給をしてください。

※価格は執筆時点のものです。最新の価格は各ページでご確認ください。

ハイボールもふるさと納税で買えます。角ハイボール缶24本が13,500円で、通常販売に対して35%でした。
ふるさと納税でサウナに使えるものは?8,000円から144,000円まで寄付額順に並べました

12本目を足しました。イチローズモルト ホワイトラベルは1杯248円。142円と282円の間が空いていたので、ちょうどそこに入ります。
イチローズモルト ホワイトラベルはいくら?楽天29件の相場と、ハイボール1杯248円の計算

角と知多だけを並べて比べた記事もあります。1杯107円と309円、2.9倍の差の中身原料が違う(ブレンデッド と シングルグレーン)ので、上下ではなく別の軸でした。

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