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こんにちは、Kazukiです。34歳、3歳の娘を持つ大阪の働くパパサウナーです。
山崎をハイボールで飲みました。うますぎました。
このブログでは1杯108円の角ハイボールを「毎日の基準」として書いています。山崎は1杯およそ780円です。7倍以上。
それでも、これは飲む価値があると思いました。理由を書きます。
山崎とは何なのか
山崎は1984年に生まれたシングルモルトウイスキーです。造られているのは日本最古のモルトウイスキー蒸溜所——山崎蒸溜所です。
大阪から見ると、これは地元の酒でもあります。山崎蒸溜所は大阪府と京都府の境にあり、サウナ帰りに新快速で通り過ぎている場所です。
アルコールは43度。
味の正体:ミズナラ樽とワイン樽
「うますぎる」の中身を調べたら、はっきりした答えがありました。
山崎は伝統のミズナラ樽を中心に、ワイン樽で貯蔵した原酒などをブレンドしています。そしてこの2つが、それぞれ違う仕事をしています。
・ミズナラ樽 → 蜂蜜のような甘さと、なめらかな口当たり
・ワイン樽 → イチゴやさくらんぼのようなフルーティーな香り
飲んで感じた「甘いのにベタつかない」感じは、この組み合わせでした。甘さは口当たりから来ていて、香りは果実から来ている。別々の要素なので、重ならずに両方立ちます。
ミズナラは日本にしかない樽材です。「ジャパニーズウイスキーらしさ」と言われるものの正体が、ここにあります。
なぜハイボールにしても崩れないのか
高いウイスキーをソーダで割ることに、抵抗がある人もいると思います。薄めてしまうのはもったいない、という感覚です。
ただ山崎は「ソーダで割っても香味が崩れない」ようにブレンドされているとされています。
実際、これは飲むとよく分かりました。炭酸を入れると、むしろワイン樽由来のフルーティーな香りが前に出てきます。ストレートだと甘さとアルコールの厚みに隠れていた部分が、薄まることで表に出る感じです。
「割ると減る」のではなく「割ると変わる」。この変化が楽しめるので、山崎のハイボールは成立していると思います。
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1杯780円をどう考えるか
これまで書いてきた銘柄と並べます。ウイスキー45mlで1杯作るとして計算しました。
| 銘柄 | 700ml | 1杯あたり | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| 角瓶 | 1,672円 | 約108円 | 毎日の基準 |
| バスカー緑 | 2,112円 | 約136円 | 普段飲みの一段上 |
| カバラン | 9,980円 | 約642円 | 濃厚でフルーティー |
| 山崎 NV | 12,100円 | 約780円 | 今回これ |
| 白州 | 13,500円 | 約870円 | 清涼感が別格 |
| 山崎 12年 | 23,500円 | 約1,516円 | さらに上 |
山崎は1杯780円。角の7倍です。
ただこの見方はけっこう使えます。店で飲めば山崎のハイボールは1,000円を超えることが多いので、家で作れば780円。ボトルを買うと高く見えますが、1杯単位ではそこまで非現実的な数字ではありません。
「特別な日に1杯だけ」なら、780円は出せる金額だと思います。
もっと上を見るなら山崎12年があります。23,500円で1杯あたり約1,516円。ここまで来ると完全に別の世界です。
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角との違いは「引き算できるか」
面白い発見がありました。
角は飲み飽きないのが強みです。ドライな後口で、食事の邪魔もしない。毎日飲める。
山崎は、その逆です。香りが主役なので、料理と合わせると料理が負けます。そして毎日飲むには、正直しんどい濃さがあります。
山崎は「これを飲むこと」が目的になる酒でした。サ飯と一緒に流し込む酒ではなく、座って、これだけを飲む酒です。
サウナで整ったあとに飲むなら、1杯目はビールか角、締めに山崎を1杯——この順番がいちばん活きると思いました。
白州・カバランとの違い
同じくらいの価格帯の銘柄と比べます。
・白州(13,500円):清涼感。森のような爽やかさ
・カバラン(9,980円):濃厚さ。シェリー樽のフルーティーさ
・山崎(12,100円):甘さとフルーティーの両立。ミズナラの蜂蜜感
白州が「涼しい」、カバランが「濃い」なら、山崎は「まろやか」です。
3本の中でいちばん角が取れていて、いちばん飲みやすいと感じました。そのぶん、はっきりした個性を求める人にはおとなしく感じるかもしれません。
山崎と響で迷っている方へ。同じ日に飲み比べて、どちらを買うべきか整理しました。価格差は1杯70円しかないので、選ぶ基準は味の好みではありませんでした。
響とはどう違うのか
同じサントリーの高級ラインに響があります。こちらも飲んだので別記事に書きましたが、決定的な違いを先に書いておきます。
・山崎 = シングルモルト(山崎蒸溜所の原酒だけ)
・響 = ブレンデッド(複数の蒸溜所の原酒を組み合わせる)
山崎はひとつの蒸溜所の個性を突き詰めた酒、響は複数を調和させた酒です。方向がまったく違うので、どちらが上ということはありません。
まとめ
山崎のハイボールは、うますぎました。
ミズナラ樽の蜂蜜のような甘さと、ワイン樽のイチゴのような香り。そして炭酸で割ると、その香りがむしろ前に出てきます。
1杯780円。毎日は無理ですが、店で飲むより安く、特別な日には十分手が届く金額です。
角を基準に置いているからこそ、たまに飲む山崎が効きます。普段飲みの話は角ハイボールの記事に、炭酸水の選び方はこちらの記事にまとめています。
2,000円台で満足したい日はバスカー緑もおすすめです。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。また、サウナ直後は脱水状態になっているため、飲酒の前に必ず水分補給をしてください。
※価格は執筆時点のものです。流通状況により変動します。最新の情報は各ページでご確認ください。
国産のクラフトなら1杯248円で飲めます。山崎780円の3分の1以下でした。
イチローズモルト ホワイトラベルはいくら?楽天29件の相場と、ハイボール1杯248円の計算
記事を書いた時点は12,100円で、ハイボール1杯あたり約780円と書きました。2026年9月6日時点の13,200円で計算し直すと、1杯あたり約848円になります。

