響 JAPANESE HARMONYは1杯851円|飲んだ感想と計算

響のハイボール|Kazuki Journey お酒

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こんにちは、Kazukiです。34歳、3歳の娘を持つ大阪の働くパパサウナーです。

響をハイボールで飲みました。うますぎました。

実はこれ、ずっと気になっていた一杯でした。

以前大阪のサ活ルート記事で、北新地には「北新地ハイボール」という決まった作り方の伝統的な一杯があり、サルーンバー ムルソーが響 JAPANESE HARMONY を使った由緒あるレシピで出していると書きました。

「響でハイボールを作るとどうなるのか」——その答え合わせです。

響とは何なのか:ブレンデッドの最高峰

響はサントリーのブレンデッドウイスキーの最高峰とされる銘柄です。

ここがいちばん重要なのですが、山崎との決定的な違いは「シングルモルトか、ブレンデッドか」です。

・山崎 → 山崎蒸溜所の原酒だけで造る
・響 → サントリーが持つ3つの蒸溜所の原酒を組み合わせる

ひとつの個性を突き詰めるのが山崎、複数を調和させるのが響です。名前のとおり、「響き合わせる」ことが商品そのものになっています。

さらに後熟に約6ヶ月かけているのも特徴です。ブレンドしてから寝かせて、味をなじませる工程が入っています。

味:飛び出す要素がひとつもない

飲んで最初に思ったのは「角が立っていない」ということでした。

響の味わいは華やかに広がる、やわらかい味わいと表現されます。実際そのとおりで、香りは確かに華やかなのに、刺さってきません。

これは飛び出す要素がひとつもないということでもあります。

カバランのシェリー樽のような強烈なフルーティーさもないし、白州のような突き抜けた清涼感もない。そのかわり、どこにも引っかかりがありません。

「調和」というのは、突き詰めると「引き算」なんだと思いました。何かを目立たせるのではなく、目立ちすぎるものを削っていく。結果として、いくらでも飲めてしまう危険な酒になっています。

なぜ北新地のバーが響を選ぶのか

飲んでみて、腑に落ちたことがあります。

北新地の伝統的なハイボールは、氷を入れません。ウィルキンソンのタンサンを使い、専用グラスで、薄まらないように作ります。(作り方の話はこちらの記事に書きました)

つまり「ウイスキーの味がそのまま出る」作り方です。薄まらないぶん、クセのある銘柄だとクセがそのまま増幅されます。

だから響なんだと思いました。引っかかりがないので、濃く出ても飲みにくくならない。むしろ華やかな香りだけがまっすぐ立ち上がってきます。

「バーが選ぶ理由がある銘柄」というのは、こういうことでした。

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ハイボール1杯あたり約851円/3つの蒸溜所の原酒を調和させたブレンデッド

ボトルの話:24面カットと越前和紙

響はボトルそのものが作品です。

あの多面体のボトルは24節気を表した24面カットになっています。ラベルは生成りの越前和紙に、墨文字で「響」

正直、これは効きます。棚に置いてあるだけで空気が変わるので、贈り物として選ばれる理由がよく分かります。

味だけでなく、置いてある時間まで含めて値段になっている——そう考えると13,200円の見え方が少し変わります。

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もっと細かく比べたい方へ。山崎と響はどっちを買うべき?に、スペック比較と「贈るならどちらか」まで書きました。

山崎と響、どちらを選ぶか

同じ日に両方飲んだので、違いをまとめます。

銘柄 種類 原酒 味の方向 1杯
山崎 シングルモルト 山崎蒸溜所のみ ミズナラ樽の甘さ+ワイン樽の果実感 約780円
響 JAPANESE HARMONY ブレンデッド 3つの蒸溜所 華やかでやわらかい調和 約851円

結論から言うと、選ぶ基準は「その日どっちの気分か」だけです。

・山崎味わいたい日。ミズナラの甘さやワイン樽の果実感を探しながら飲む酒
・響味わわなくていい日。何も考えずに、ただ気持ちよく飲める酒

山崎は「うまい」と考えながら飲む。響は気づいたら減っている。これが実感でした。

価格差は1杯70円ほどしかありません。好みで選んでいい範囲です。

サウナ後に飲むなら、どっち?

サウナで整ったあとという条件を付けると、私は響を選びます。

理由は整ったあとの頭で、味を分析したくないからです。

せっかく思考が緩んでいるところに、「ミズナラの甘さが」「ワイン樽の香りが」と考え始めると、もったいない。響は何も考えなくても気持ちいいので、この場面に合っています。

ただし飲みすぎに注意です。引っかかりがないぶん、サウナ後の脱水した身体には効きすぎます。水を先に飲んでください。

まとめ

響のハイボールは、うますぎました。そしてうますぎる理由が「引き算」にあるのが面白いところでした。

3つの蒸溜所の原酒を調和させて、後熟で6ヶ月なじませる。その結果できあがるのは、飛び出す要素がひとつもない酒です。

1杯およそ851円。北新地のバーで飲むより安く、家で同じ体験ができます。

シングルモルトの山崎と飲み比べると、ジャパニーズウイスキーの作り方が2通りあることがよく分かります。両方飲むのがいちばんおすすめです。

普段飲みの基準は角ハイボール(1杯108円)に置いています。基準があるから、たまに飲む響が効きます。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。また、サウナ直後は脱水状態になっているため、飲酒の前に必ず水分補給をしてください。

※価格は執筆時点のものです。流通状況により変動します。最新の情報は各ページでご確認ください。

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