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こんにちは、Kazukiです。34歳、3歳の娘を持つ大阪の働くパパサウナーです。
響をハイボールで飲みました。うますぎました。
実はこれ、ずっと気になっていた一杯でした。
以前大阪のサ活ルート記事で、北新地には「北新地ハイボール」という決まった作り方の伝統的な一杯があり、サルーンバー ムルソーが響 JAPANESE HARMONY を使った由緒あるレシピで出していると書きました。
「響でハイボールを作るとどうなるのか」——その答え合わせです。
響とは何なのか:ブレンデッドの最高峰
響はサントリーのブレンデッドウイスキーの最高峰とされる銘柄です。
ここがいちばん重要なのですが、山崎との決定的な違いは「シングルモルトか、ブレンデッドか」です。
・山崎 → 山崎蒸溜所の原酒だけで造る
・響 → サントリーが持つ3つの蒸溜所の原酒を組み合わせる
ひとつの個性を突き詰めるのが山崎、複数を調和させるのが響です。名前のとおり、「響き合わせる」ことが商品そのものになっています。
さらに後熟に約6ヶ月かけているのも特徴です。ブレンドしてから寝かせて、味をなじませる工程が入っています。
味:飛び出す要素がひとつもない
飲んで最初に思ったのは「角が立っていない」ということでした。
響の味わいは華やかに広がる、やわらかい味わいと表現されます。実際そのとおりで、香りは確かに華やかなのに、刺さってきません。
これは飛び出す要素がひとつもないということでもあります。
カバランのシェリー樽のような強烈なフルーティーさもないし、白州のような突き抜けた清涼感もない。そのかわり、どこにも引っかかりがありません。
「調和」というのは、突き詰めると「引き算」なんだと思いました。何かを目立たせるのではなく、目立ちすぎるものを削っていく。結果として、いくらでも飲めてしまう危険な酒になっています。
なぜ北新地のバーが響を選ぶのか
飲んでみて、腑に落ちたことがあります。
北新地の伝統的なハイボールは、氷を入れません。ウィルキンソンのタンサンを使い、専用グラスで、薄まらないように作ります。(作り方の話はこちらの記事に書きました)
つまり「ウイスキーの味がそのまま出る」作り方です。薄まらないぶん、クセのある銘柄だとクセがそのまま増幅されます。
だから響なんだと思いました。引っかかりがないので、濃く出ても飲みにくくならない。むしろ華やかな香りだけがまっすぐ立ち上がってきます。
「バーが選ぶ理由がある銘柄」というのは、こういうことでした。
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ボトルの話:24面カットと越前和紙
響はボトルそのものが作品です。
あの多面体のボトルは24節気を表した24面カットになっています。ラベルは生成りの越前和紙に、墨文字で「響」。
正直、これは効きます。棚に置いてあるだけで空気が変わるので、贈り物として選ばれる理由がよく分かります。
味だけでなく、置いてある時間まで含めて値段になっている——そう考えると13,200円の見え方が少し変わります。
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もっと細かく比べたい方へ。山崎と響はどっちを買うべき?に、スペック比較と「贈るならどちらか」まで書きました。
山崎と響、どちらを選ぶか
同じ日に両方飲んだので、違いをまとめます。
| 銘柄 | 種類 | 原酒 | 味の方向 | 1杯 |
|---|---|---|---|---|
| 山崎 | シングルモルト | 山崎蒸溜所のみ | ミズナラ樽の甘さ+ワイン樽の果実感 | 約780円 |
| 響 JAPANESE HARMONY | ブレンデッド | 3つの蒸溜所 | 華やかでやわらかい調和 | 約851円 |
結論から言うと、選ぶ基準は「その日どっちの気分か」だけです。
・山崎:味わいたい日。ミズナラの甘さやワイン樽の果実感を探しながら飲む酒
・響:味わわなくていい日。何も考えずに、ただ気持ちよく飲める酒
山崎は「うまい」と考えながら飲む。響は気づいたら減っている。これが実感でした。
価格差は1杯70円ほどしかありません。好みで選んでいい範囲です。
サウナ後に飲むなら、どっち?
サウナで整ったあとという条件を付けると、私は響を選びます。
理由は整ったあとの頭で、味を分析したくないからです。
せっかく思考が緩んでいるところに、「ミズナラの甘さが」「ワイン樽の香りが」と考え始めると、もったいない。響は何も考えなくても気持ちいいので、この場面に合っています。
ただし飲みすぎに注意です。引っかかりがないぶん、サウナ後の脱水した身体には効きすぎます。水を先に飲んでください。
まとめ
響のハイボールは、うますぎました。そしてうますぎる理由が「引き算」にあるのが面白いところでした。
3つの蒸溜所の原酒を調和させて、後熟で6ヶ月なじませる。その結果できあがるのは、飛び出す要素がひとつもない酒です。
1杯およそ851円。北新地のバーで飲むより安く、家で同じ体験ができます。
シングルモルトの山崎と飲み比べると、ジャパニーズウイスキーの作り方が2通りあることがよく分かります。両方飲むのがいちばんおすすめです。
普段飲みの基準は角ハイボール(1杯108円)に置いています。基準があるから、たまに飲む響が効きます。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。また、サウナ直後は脱水状態になっているため、飲酒の前に必ず水分補給をしてください。
※価格は執筆時点のものです。流通状況により変動します。最新の情報は各ページでご確認ください。

