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こんにちは、Kazukiです。34歳、3歳の娘を持つ大阪の働くパパサウナーです。
サウナの話をしていると、必ず出てくるのが「ととのう」という言葉です。そして必ず聞かれるのが「それ、結局どういう状態なの?」という質問です。
正直に言うと、私も最初はまったく分かりませんでした。熱いサウナに入って冷たい水に浸かるだけの行為が、なぜあれほど言われるのか。実際に「あ、これか」と分かるまでに、何回か通っています。
この記事では、実際に体験している側から見た「ととのう」と、一般に説明されている仕組み、そして意外と語られない「ととのう」と「めまい」の見分け方まで書きます。
「ととのう」とはどんな感覚か
先に、私が実際に感じている状態を書きます。仕組みの話は後回しにします。
サウナ室で汗をかいて、水風呂で一気に冷やして、外気浴の椅子に座る。その30秒後くらいから、頭の中の音が消えます。
考えごとが止まる、という表現が一番近いです。仕事のことも、明日の予定も、何も浮かんでこない。身体はぽかぽかしているのに頭は涼しくて、指先が軽く痺れるような感覚があります。そのまま数分、ただ座っている。それだけなのに、異常に気持ちがいい。
私の場合、これが一番はっきり出たのは水春 服部緑地の外気浴でした。公園の緑を見ながら座っていたら、自分が風景の一部になったような感覚がありました。
よく「気持ちよさ」と説明されますが、実感としては「何も考えなくていい時間」が突然やってくる感じです。月に一度のサウナDAYを死守しているのは、正直これが目当てです。
仕組みとして説明されていること
では、なぜそうなるのか。ここは私が語れる領域ではないので、一般に説明されている内容を整理します。
よく言われるのは自律神経の切り替えです。サウナと水風呂という急激な温度変化が刺激になり、交感神経(緊張・興奮側)と副交感神経(リラックス側)が大きく振れる。その結果、深いリラックス状態が訪れる、という説明です。
もう少し踏み込んだ説明では、「興奮状態で出たアドレナリンが血中に残っているのに、自律神経は副交感神経優位のリラックス状態になっている」という、本来なら同時に起きにくい状態が重なっているのが「ととのう」だとされています。
身体は休んでいるのに、頭は妙に冴えている。あの独特な感じの正体は、たぶんこれです。
※ここに書いたのは一般に紹介されている説明であり、私自身の医学的な見解ではありません。効果や感じ方には個人差があります。
⚠️ 「ととのう」と「めまい」はまったくの別物です
ここが、この記事で一番伝えたい部分です。
初心者の方が誤解しやすいのですが、外気浴で視界が揺れる・気持ち悪い・立っていられない——これは「ととのう」ではありません。めまい、あるいは熱中症の初期症状です。
見分け方
ととのっている状態
・頭が静かで、考えごとが止まっている
・身体は温かく、呼吸が落ち着いている
・座っていて心地よく、立ち上がっても普通に歩ける
危険な状態
・視界が揺れる、回る
・吐き気がする
・立っていられない、足元がふらつく
・心臓がバクバクして落ち着かない
後者が出たら、すぐに涼しい場所で横になって水分を取ってください。「もう1セット」は絶対にやめてください。初心者ほど「これがととのうということか」と勘違いして、限界を超えてしまいがちです。
私も最初の頃、上段で我慢しすぎて軽くふらついたことがあります。あれは完全に入りすぎでした。ととのうのに我慢はいりません。むしろ逆です。
ととのいやすくするための3つのコツ
何度か通ってみて、再現性が高いと感じているポイントを挙げます。
① 我慢しない
一番大事です。「まだいける」ではなく「そろそろ出たい」で出る。サウナ室で限界まで粘ると、水風呂と外気浴を味わう余力がなくなります。ととのいは、サウナ室ではなく外気浴で起きます。そこにたどり着く体力を残しておくのが正解でした。
② 水風呂で動かない
水風呂が苦手な人ほど、入った瞬間にバシャバシャ動いてしまいます。でも動くと体の周りの温まった水の層が剥がれて、一気に冷たく感じます。静かに入って、静かにしている。それだけで驚くほど耐えられます。
そして水風呂を出た直後の数十秒が本番です。急いで椅子に向かうより、少しだけゆっくり歩くほうが感覚がはっきり出ます。
③ 頭を熱から守る
サウナ室では頭が一番熱くなります。頭がのぼせると、身体が十分に温まる前に限界が来てしまう。サウナハットをかぶるようになってから、無理なく長く入れるようになりました。
「上級者のアイテム」に見えますが、実際は逆で、のぼせやすい人ほど効果を感じるはずです。
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どこで整うかも、けっこう変わります
同じ手順でも、施設によってととのい方は変わります。個人的に効くと感じているのは外気浴スペースの質でした。
・水春 服部緑地:公園の緑のなか。広さと開放感が段違いで、当ブログ最高評価です
・ひなたの湯:地上14階から大阪の街を見下ろす外気浴
・わがまちサウナ大阪野田:黙浴ルールで、静けさに集中できる
・花園温泉 sauna kukka:生駒山を望む展望サウナ。駅から遠いぶん、腰を据えて過ごせます
外気浴が屋外にあるか、椅子に余裕があるか、静かか。このあたりで体験がまるで違ってきます。施設選びに迷ったら大阪で朝から入れるサウナ4選もどうぞ。朝は空いているので、ととのいやすさで言えば断然おすすめです。
どれくらいの頻度で入ればいいのかは別の記事にまとめました。回数より「1回あたりの入り方」のほうが影響が大きい、というのが調べた結論です。
まとめ:分からなくても、焦らなくていい
最後に、これから始める方に伝えたいことがあります。
初回でととのわなくても、まったく問題ありません。私も何回か通ってからでした。「ととのわなきゃ」と思って無理をすると、危険なほうに近づくだけです。
気持ちよかった、で十分です。そのうち、ある日突然「あ、これか」という瞬間が来ます。
入り方やマナーの基本はサウナ初心者ガイドにまとめてあるので、あわせてどうぞ。
※本記事は個人の体験と、一般に公開されている情報にもとづくものです。医学的な助言ではありません。持病がある方、体調に不安がある方は必ず医師にご相談ください。また、飲酒後のサウナは大変危険です。
整うために効いたのは、座る席より寝転べる席でした。大阪の外気浴を実際に数えた記事はこちらです。
大阪で外気浴ができるサウナはどこ?1席から25席まで実際に数えて比べました
整った後のケアも調べました。楽天78件で、サウナ専用と呼べるものはほぼありませんでした。
サウナ後のスキンケアは化粧水だけでいい|サウナ専用を楽天で78件調べました
なお、水風呂がなくても整うことはありました。自宅の風呂で、水道水が30.4度の9月に試した話を別に書いています。湯船10分と冷たいシャワーだけです。冷たさがすべてではない、というのが今のところの実感です。

